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アルコール、ギャンブル、買い物、過食嘔吐などの依存症について

依存症について(2021/1/2更新)

アルコール、ギャンブル、買い物、過食嘔吐などはストレスから逃れようと、思わずやってしまう衝動行為です。
その衝動行為が習慣化し、やめられなくなることで依存症となっていきます。

まずは気軽にご相談ください

YouTubeでも解説しています → 再生リスト

 

当院で行える治療内容

・他の疾患が隠れていないかの鑑別(ADHDやうつ病が隠れている場合、原因疾患の治療でよくなることもあります)
・睡眠障害や不安、鬱に対する薬物治療
・一般的なカウンセリング(自費6000円で心理士による45分のカウンセリング)
・家族と本人は話しやすい場の提供(診察室で話してもらう)、など

:依存症の治療は当事者会に参加することが最も効果が高いといわれています。以下の団体も含め、ご参考ください。

・自助団体のご紹介(こちらについては、21時以降に益田院長も参加しています)

アルコール依存について動画で解説、撮影日(2020/1/17)

ゲスト:断酒会高田馬場ミッドナイトミーティングメンバー、益田院長、編集者佐脇
元アルコール依存症、現断酒会メンバーの皆さんとお酒や座談会などをテーマに話し合ってみました。元自衛官の益田院長もお酒で苦労した?

1回目、断酒会の皆さんが来てくれました
2回目、緊張をほぐすため、手帳をテーマに雑談
3回目、コントロールについて。人も自分もコントロールは難しい
4回目、夜は色々な断酒会に行くことが多い。それぞれの夜の過ごし方
5回目、ストロングゼロは危険!
6回目、コンビニは行けますか? 外で飲む人が減っている
7回目、一人での家飲みは確実に悪くなる。連続飲酒はしていましたか?
8回目、断酒会で話を聞いてもらえるとストレスが減る。数回で来なくなっても、また来てよい
9回目、抗不安薬や睡眠薬を嫌うのに、お酒を肯定する医師って?
10回目、断酒会では飲酒のきっかけを話してほしい。自殺者も多い……
11回目、嫌で嫌でしょうがないのに飲んでしまう人が大半。血糖値の爆上げですっとする?
12回目、強制的にお酒に対して悪い価値観を持つ手法。周りで亡くなる人を見て…
13回目、お酒を辞めようと決意してから。自分で何とかしようとせず、人とのつながりを大切に

【注意】

当院は依存症の専門機関ではない為、専門の治療プログラムは特に設けていません。センリクロ(ナルメフェン)の処方も行っていません。
「専門の病院に行くのは敷居が高い、不安だ」という人や、症状が安定している方などを対象にしています。
本人の同意がない、初診の家族相談は受けていません。

依存症は治るのでしょうか?

依存症の治療はは頭でわかっていても、実行できないと意味がありません。
お酒を辞められないのは、辞めるべき理由がわかっていないからではなく、分かっていても実行できないからです。

認知が変わり、行動を変えるには、トライアンドエラーを繰り返し、自分の中の物差しを調整していくしかありません。
少しずつ、自分のことや周りのことを理解するにつれ、苦しみは減っていきます。
知識としての答えは、すぐ目の前にあるのですが、それを「使える」知識にするためには、やはりトライアンドエラーを繰り返し、自分で身に着けていくしかありません。

僕らが提供しているものは、まずは実行するための、安全な環境の提供であったり、どのように考えたらよいのか、ということの、ひとつのモデルの提示です。
診察室では、誰を憎んでいるとか、誰を愛しているのか、普段なら言ってはいけないこと、考えてはいけないことも、自由に話すことができます。
安全な空間で、少しずつ、その考えを中道に近づけていくことができます。

モデルとは、認知行動療法でも精神分析でも森田療法の枠組みのこともありますし、哲学でも心理学でも文学、神学…など、様々なイメージのことでもあります。僕らは患者さんに合わせ、理論の枠組みやイメージを提示し続けます。もちろん、それらのモデルを無理に押し付けることはしません。自らが気づいたり、選び取るまで待ち続けます。

短期間で人を変えることはできません。しかし、時間をかけていけば人は変わります。

「この人はなぜ、こんなことをするのだろう?」「自分はなぜ、こんなことを想うのだろう?」「家族はなぜ、こんなことを言うのだろう?」
こうした、「なぜ?」を繰り返しながら考えていく作業が、トライアンドエラーの一例です。
僕らはそれらに付き合います。

依存症治療とは、この通りのやり方で治療するのであり、薬だけで治療することはできません。

ゆるやかに医療機関とつながり、トライアンドエラーを繰り返しながら、辞めていくことが大事だと思っています。
当院でも限界性はありますが、気軽に相談してください。

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