03-6233-9538
再診患者専用電話

曝露療法(暴露療法)とは?

曝露療法は、不安を感じる場所や状況に少しずつ慣れていく治療法です。パニック障害では、認知行動療法の一つとして行われます。例えば、電車でパニック発作を経験すると、「また発作が起きるのではないか」と不安になり、電車を避けるようになることがあります。避けることで一時的に安心できますが、回避を続けると「電車は危険な場所だ」という思い込みが強まり、不安が続きやすくなる場合があります。

曝露療法では、無理のない範囲で苦手な状況を経験し、「不安を感じても対処できる」という感覚を少しずつ身につけていきます。

① 不安階層表をつくる

まずは、不安を感じる場面を整理し、不安の強さを0〜100点で表した「不安階層表」をつくります。

例えば、次のようなものです。

不安の強さ状況
100飛行機に乗る
80新幹線で長距離を移動する
60満員電車に乗る
40急行電車に乗る
20駅まで行く、各駅停車に一駅乗る

不安の強さは人によって異なるため、自分の感覚に合わせて作成します。

② 不安の少ない場面から練習する

不安階層表をもとに、比較的取り組みやすい場面から練習を始めます。
例えば、最初は駅まで行き、慣れてきたら各駅停車に一駅乗る、次に乗車時間を延ばす、といった方法です。

練習では、不安を完全になくすことよりも、不安を感じながらでも、その状況に対応できると学ぶことが大切です。

無理に難しい課題へ進む必要はありません。取り組みやすい課題を繰り返し、少しずつ行動範囲を広げていきましょう。
曝露療法は、症状や体調に合わせて計画的に進めることが重要です。


関連記事:パニック障害とは?症状・原因・治療について

blog

ワセメンBlog

PAGE TOP