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躁うつ病の治療

(2021/1/2 更新)

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躁うつ病治療の流れ

そう・うつは雨雲に似ていて、過ぎ去るをの待つのがよいです。
雨雲が過ぎ去るまでの間、畑仕事をするよりも、屋根がある場所にいた方がよいように、その間は仕事よりも自宅で休まれることが良いです

薬の治療は雨雲が過ぎ去る時間を早めたり、雨量を減らすようなものです。

【薬について】

当院ではこのように処方しています。

1、リチウム開始する、2週間以上たってから採血。基準値まで調整する。

2、リチウム単独ではあまり調子がよくならない場合
(躁状態がひどいとき)バルプロ酸追加する。2週間以上たってから、採血。基準値まで調整する。
(鬱状態がひどいとき)ラモトリギン追加する。2週間ごとに増量していく。

3、リチウム、バルプロ酸、ラモトリギンではあまり調子がよくならない場合

クエチアピンなど抗精神病薬の追加を検討する。

【気分安定薬・抗てんかん薬】

気分安定薬は躁うつ病の人に処方します。

うつ
炭酸リチウム 血中濃度を測る
バルプロ酸 × 血中濃度を測る
ラモトリギン × 副作用として皮膚炎に注意
カルバマゼピン × 古いタイプで、副作用も多いので使わない

【抗精神病薬】

抗精神病薬は主にドパミンを遮断する薬で、統合失調症の患者さんに処方されます。副作用として、飲むとけだるく、鎮静作用があるため、興奮している人や暴れている人、眠れない人にも処方することがあります。抑うつ状態の人に抗精神病薬を少量加えると、鬱が良くなることもあるので、そのような処方の仕方もあります。

適応
オランザピン:双極性障害の躁と鬱
クエチアピン徐放剤(ビプレッソ):双極性障害の鬱
ルラシドン(ラツーダ):双極性障害の鬱→NEW:2020年6月11日に適応となりました、SDAのため糖尿病のリスクが少ない

  1. SDA:例:リスペリドンなど
  2. MARTA:マルタと呼ぶ。例:オランザピン、クエチアピンなど(クエチアピンはドパミン遮断作用は弱いが、抗うつ効果が強く、様々な使い方をします)
  3. DPA:ドパミン受動態部分作動薬、アリピプラゾール(エビリファイ)など。少量だと抗うつ効果、中等量以上で抗精神病効果がある、不思議な薬。アカシジア(足がむずむずすること)になりやすい。

【補足:抗うつ薬】

抗うつ薬は文字通り、うつ病の人に処方します。うつ病の人は、抑うつ症状の改善効果および再発防止効果があるので必ず飲んでください。躁うつ病の人に処方すると、躁状態になる恐れがあるため、原則処方はしません。また若い人に処方すると自殺のリスクが上がるため、慎重に投与します。他にも、高用量で強迫性障害や不安障害、パニック障害に効果があります。が、効果作用まで2週間ほど時間がかかり、また毎日飲まないと効果がないため、軽症例にはあまり使いません。抗うつ薬の副作用として、胃腸関連症状、イライラなどがあります。

【その他:社会保障制度について】

躁うつ病の場合、治療が長引くことが多いです。

  • 自立支援:医療費が1割になる制度
  • 精神障碍者手帳、精神障碍者年金

などの制度もあり、適宜、ご活用ください。

【参考】

日本うつ病学会ガイドライン(躁うつ病2017) 2019/10/31
https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/iinkai/katsudou/data/180125.pdf

日本周産期メンタルヘルス学会 2019/11/1
http://pmhguideline.com/

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