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回避性パーソナリティ障害について解説します

00:00 今日のテーマ
01:04 回避性パーソナリティ障害とは
04:11 正常心理の極端なものがパーソナリティ障害
06:48 治療について

患者さんから回避性パーソナリティ障害に関する質問が続いたので、診断から治療について自分なりの考えをお話ししてみたいと思います。

回避性パーソナリティ障害は、「社会的抑制(友人との関わりや仕事に積極的になれない)」「不全感(自分は劣っているのではないか)」「否定的評価への過敏さ(人に迷惑を掛けているのではないか)」の3つの特徴があります。

診断基準は動画内で話している通り7つあり、このうちの4つが当てはまれば回避性パーソナリティ障害となりますが、誰しも1つ2つ、人によっては4つくらい当てはまるのではないでしょうか。だからといって人格障害というわけではありません。人格障害は生活全般常にあって、子どもの頃から大人になるまでずっと続いているものです。

正常心理の極端なものがパーソナリティ障害

精神疾患は大きく分けて2つあり、1つはカテゴライズされる内因性疾患(うつ病、躁うつ病、統合失調症)です。もう1つは神経症的なもので、誰もが持つドロッとした弱い部分の「極端なもの」を病気として扱います。カテゴライズできないという点でスペクトラム(連続体・分布範囲)と言うこともできます。例えば対人への不安の極端な人、上位1%くらいが障害となるといったイメージです。

僕は人格障害という診断をつけることが少なく、どちらかというと不安障害、社交不安障害、自閉スペクトラム症の受動型で捉えることが多いです。そのほうが治療アプローチを組み立てやすいためです。治療は薬がメインではありません。
人格障害と診断するときは、不安障害やASDの受動型では説明がつかないような頑なさがあります。頑なさというのは肌感覚としか言いようのないものがあり、言葉にするのが難しい部分です。

また、本人にとっての幸せは何なのかということを考える必要があります。人格障害だからといって正常心理に近づければ良いというものではありません。本人が求めているものに対し、診察という短い時間で自分がどのように対応できるかというのが大事だと思っています。


2020.11.5

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