東西線「早稲田駅」徒歩1分。夜間・土曜も診療。心療内科・精神科。自立支援対応

WEB予約はこちら

再診患者専用

03-6233-9538

予約制:木・日・祝休診

0362339538
初診WEB予約

  

再診患者専用TEL

03-6233-9538

陽キャから嫌われてしまう問題について考えた

00:00 OP
00:58 陽キャから嫌われがち?
03:45 陰キャの言い分
08:20 考えてみると闇が深い

本日は「陽キャから嫌われてしまう問題」について考えようかなと思います。

何だかセカチャンみたいな話ですけれど。
というか40前の人間がこんな話をするべきじゃないんですけど、してみようかなと思います。
これを今から喋ってさわきさんに編集されると思うとちょっと気が引けるなと思うんですけど、まあ勇気を出して喋ろうと思いますね、はい。

陽キャから嫌われがち?

陽キャから嫌われがちですよね。陰キャというのは嫌われるんですよ。
嫌われてはないんだろうけど、苦手…苦手というか、まあ距離を取られるのは仕方ないなと思うんですよね。

患者さんが気にしているのもわかるし、それは真実だなと思うこともあれば、患者さんが考えすぎてるなと思うこともあるんですけど。

いずれにせよ陽キャな人たちは「みんなで楽しくやろうぜ」と思ってるんですよね。
「みんなで楽しくやろうぜ! 輪の中に入れよ!」みたいなことを言ってくるんだけど、こっちが悪いのよね。
「いや、食べ物が」「いや、ちょっとタイパが」「スケジュールが」「今、体力が」とか言って、断わらなくても顔に出しちゃうというか。
誘われたら嬉しいんだけど、なんか「うーん」と思うし、かと言って誘われないと嫌だし。

でも、結局自分が悪いなと思いますね。
みんなで楽しくやろうと言ったときに、提案してくれてる人の1.5から2倍のテンションで「いやー、やりたかったぜ!」と言わなきゃダメじゃないですか。
これがね、言えるときもあれば、言えないときもあるね。
自覚がないときもあるし、自分が悪いなと思うこともあります。

なんでこの話をしようかなと思ったかというとですね、YouTubeの再生回数を考えてるときに、やっぱり他の人と一緒に映っている動画が多かったりするんですよ。
何人か出ていたり。
もう一人語り系のYouTubeは伸びにくくなってますね。

一人で喋っているのを見るよりも、掛け合いの方が面白いじゃないですか。
だからまあそうなんだろうなと思います。

小説と違って映像作品というのは複数の人間で制作するので。僕のYouTubeもそうですけれど、それは孤独な作業というか、陰キャだけではできないんですよね。
映像作品というのはどうしても。

小説は「小さい説」なんですよね。だから本当に小説というのは小さいストーリーなんです。
でも映像作品というのはやっぱり大人数で作るものなんですけど。

じゃあ自分も頑張らなきゃいけないなと思ってたんですけど、やっぱり陰キャだなと思いましたね。

陰キャの言い分

でも陰キャの言い分もあるんですよ。
陰キャ側の言い分もあって、そもそも「好み」が違うんですよね。

「みんなで楽しくやろうぜ!」「ボーリングだ!」「焼き肉だ!」「寿司行こうぜ!」とか言っても、なんか楽しくないって言うとアレですけど、誘ってくれなくなっちゃうのでアレですけど、なんかそういう感じじゃないんだよね。

だけど誘ってくれてるのはありがたいし、相手が100%正しい。
100%、120%相手の方が正しいと僕は思うんです。
相手が言ってることの方が正しいとは思うけど、そういう気分じゃないなと思って。

わがままともちょっと違うんですよね。
気を遣うんですよ。
本当に気を遣うし、自分のことを優先させてるわけじゃないんだけど、120%気を張っていかなきゃいけなくて。
気を抜いちゃうと何か変なこと言っちゃうこともあるし、遣わないと本音が言えなかったりするから結構気を張るんですよね。

かといって陰キャ同士だと仲がいいかというと、それはそれで気が合わなかったりする。
陰キャ同士で徒党を組めるパターンの人たちもいるんですけど。
そういうパターンでも僕はないので、何かあれだなと思いますね。結構ムズイんですよね、ここら辺。

変わってるんですよね。
結論、変わってるから好みが違うというかですね。
本当に、考えていることとか関心があることとか、知ってる知識とかが本当に違うから、なんていうのかね、疲れるというか、どういう風にやればいいかよくわからないんですよね。

YouTuberっぽく「数字が!」「再生回数が!」と言うと、「数字を追いかけんなよ」と他のYouTuberっぽい人から言われることもあるし、医療に対して真面目すぎると引かれることもある。
かといって医療に対して、僕は結構シニカルな人間なんで、ボトムとベースがすごくシニカルな人間だから、「医療ってそういうところもあるよね」「いや、やっぱり現実は厳しいよね」みたいなシニカルなこと言ったら、「益田って冷たいな」とか「嫌なヤツだな」とか思われちゃうし。

どういうテンションでどうやって合わせればいいかというのは、よくわからない。
わかるんですけど、難しいなと思いますね、どうやって本音を出すかって。
YouTubeは結構好き勝手やってるんですけど、他の場合だと結構難しいですね。

目標を立てることは僕は好きなんですけど、かといって戦いが好きなわけじゃないんですよ。
戦うのも好きですけど、格闘技とか好きですから。
武術みたいなのは好きなんですけど、戦いたいというわけでもないし、バカにしてるわけでもないんですよね。

だから、興味がないんですよね。
好きじゃないものに対して、好きじゃない理由を結構言えちゃうんですよ。
どうしてそれが好きじゃないかということを。

逆を言ったら、他のことも言語化されているんですけど、でも好きじゃない理由を言えちゃうと感じ悪いなということですよね。

これは僕の話でもあるけど、同時に患者さんの話でもあるので、患者さんのそういう話を聞いてると、まあそうだよなとすごく共感することは多いです。

若い人だと、「いやわかるけど、そうなったらこういう問題を生みそうだな」とか、「こう言ってるけど他の人はこう思うだろうな」とわかっちゃうから、逆にどうアドバイスしたらいいんだろうと悩んだりしますね。

かといってコラボしたくないわけでもないし、人に誘われたら嬉しいんですよ、ご飯とか。
誘われたら嬉しいんだけれど、「うーん」とか。
自分から誘いたいなというときもなくはないんですけど、「いや、迷惑かな」とか、「自分がそうだったらどうなのかな」とか思っちゃったりしますね。
結構ムズイなと思いますよ。

考えてみると闇が深い

そもそも好みが違うというのは、考えてみると闇が深いなと思うんですよね。
YouTubeを見ていると、欧米人とかが山の中に入ってサバイバルしているとか、雪山で寒い寒いと言いながらテントを作っているとか、Xスポーツみたいなものとかは好きなんですよ。

でもなんていうのかな、やっぱ好みが違いますよね。ああいう人たちっていうのは。
僕も精神医学が好きなんだけど、この好きさを他の人がどこまで理解してくれるのか、しにくいのか、よくわからなくなってくるんですよね。

新年早々、何の話をしてるんだって感じですけど、そう思いますね。

みんなのことを嫌いでもないし、感謝もしているし、いつも良くなってほしいとかいろんなことを考えてはいるんでいるんですよ。
バカにしてるわけじゃなくて。
ただ好みが違うことだけはわかってくれると、すごくありがたいなと思いますね。
そんな感じです。

40前の人間が何言ってんだという感じですけど。
でもまあ、できるだけコラボしたりとか人と合わせていったりしていかないと、YouTubeも伸びないですし。
まあ考えないといけないなと思ってますね。
いやぁ、難しいね。

相手を尊重しつつ自分にも好みがあって、それは理解されがたいものなんだけど、大事にしているものがあるよ、ということですよ。我々陰キャ軍団は。
そういうことなので、陽キャの皆さんご理解いただければなと思います。
たぶん陽キャの人は誰も見てないと思いますけど。

陰キャの人たちはですね、誘われたら1.5倍のテンションで返すと。
で、気を遣う。
そして、相手じゃなくてこちら側の好みが変わっていることに問題があると自覚しつつ、偉そうにならないように気をつけましょう。僕もいつも偉そうと言われますから。

ということで、今回は陽キャから嫌われてしまう問題について考えました。


2023.1.17

© 2018 早稲田メンタルクリニック All Rights Reserved.