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性格占い、を自作してみた「第2弾」、偏見を減らすには? 精神医学に興味を持ってもらうには?の考察 

00:43 精神科への関心度合い
03:15 性格分類
05:54 解決するには?

本日は「性格分類をしてみた・第2弾」というテーマの動画です。

この動画を見ることであなたはどのタイプかわかるということと、他の人はどのようなタイプの人が多いのかわかるということ、自分でチャート図を作るときの参考になるのではないかと思います。
もし良かったら雑談に最後まで付き合っていただけたらと思います。

精神科への関心度合い

元々どうしてこの動画を撮ろうと思ったかと言うと、YouTubeのデータを見ていました。
データを見て自分のチャンネルはどうやったら伸びるのかということを考えていました。
そうすると、ある事実に気がつきました。

ホワイトボード右上の曲線グラフの横軸を精神科への関心度、縦軸を人数としたときに、こういう山ができるんじゃないかなということを思いました。
つまり、精神科に興味がある人が僕のチャンネルを見てくれているのですが、そこそこ興味がある人はあまり見てくれません。

例えばグラフの丸で囲んである領域というのは、文学や映画が好きな人、ビジネス書、心の保ち方やメンタルトレーニングが好きな人たちだと思います。
しかしそういう人たちは、もっと精神科の深い話には意外と興味がないんじゃないかなという仮説を立てました。
だからチャンネルの伸びというか、ターゲットを広げにくいということを思いました。

反対に、右下のグラフで野球で考えてみると、野球のコアなファンという人たちがいますが、コアなファンだけではなくスポーツ好きの人たちもいます。そういう人たちは野球を観ます。
野球だけを好きな人たちだけではなく、野球の人気は幅広く、スポーツ好きな人たち、スポーツ好きというわけでもない人たちも結構観たりします。
コアなファンでない人たちを引っ張って来やすいのです。
でも精神科の場合はそうではありません。

文学や映画が好きな人で精神科の動画を見たいと思う人は少ない。
でもスポーツが好きな人は野球も観たいという人が結構多かったりする。
この感じというのは何か感じました。

データを見ていくと、どうして精神科の派閥によっては仲が悪かったり、他のカルチャーと相性が悪いのかというのは何となく関係しているのかな、という気はちょっとしました。

性格分類

これをもう少し考えようと思い、ホワイトボード左側のように横軸にメンタルへの関心具合を置きました。
縦軸は何かと考えてみたときに、ひとつの仮説は、「運が良い人・悪い人の差」なのかな、と思いました。

メンタルへの関心が高く、しかしこれまで不幸なことは起きなかった、病気にならなかった、不幸な事件を体験しなかった、トラウマという経験がなかった、というと、文化・エンタメ系に興味がある人になるのかなと思いました。

人間はどういうことを考えるのだろう、人間の心には興味があるのですが、トラウマ的な虐待やトラウマ的事故、性的なトラブルがあった、病気になった・ならなかったで縦軸の差が出るのかなと思います。
メンタルに興味があって不幸なことが多かったりすると、精神科のことに関心のある人が多いです。

同じように不幸なことがあってもメンタルに関心がない人たちもいます。
その場合は、物質依存(アルコール依存、薬物依存)、ギャンブルに走る人が多いという気がします。

メンタルには関心がない、あまり自分の心のことは考えずにハッピーな人、不幸な事件にあまり遭遇したことのない人はいわゆるリア充的な感じです。
陰キャではなく、陽キャ。旅やスポーツが好きなのかな、出世に関心があるのかな、と考えました。

文化・エンタメ系の人たちも、物質・ギャンブル系の人たちも、リア充側の人たちと仲良くしたいというバイアスが結構あります。バイアスというか、普通そうです。

よりハッピーなところに行きたいし、メンタルのことは考えても考えてもキリがないし、答えがないことを考えたくないわけなので、左上へ行くのは当然の流れかなと思います。
左上へ行こうとするからこそ、右下への偏見が高まるような感じもします。
すごく単純化していますが、そんな気がしました。

解決するには?

これを解決するにはどうしたら良いのかというと、例えば、物質・ギャンブル依存の人たちは疾患のイメージとしては、物質・ギャンブルが好きな人、物質・ギャンブルに対する関心が高い人たちは、それが発展すると依存症になるのですが、「現実を直視したくない」というバイアスがあるのかなと思います。
メンタルについて考えることは苦手だったり難しかったりします。

考えることで、不運が続いていることを理解しなければいけないので、それが辛いのかなと思います。
そこを理解して偏見を減らしていく努力が重要かなと思います。

右上の人たちは、例えば文化やエンタメの話をしていくときに、精神科のものを入れてしまうと盛り下がります。
映画を観ていてバッドエンドは見たくないじゃないですか。
最後に努力は報われる、最後は敵味方が協力し合って良い結果になる方がエンタメとしては面白いし、見栄えも良いです。

でも精神科的な話になっていくと、そんなこともないよね、ただ現状を受け入れるしかないよね、と言ったりすると盛り下がってしまいます。
盛り下がってしまうのであまり興味がないのかな、見えていないのかなと思います。

僕だってリラックスしたいときなどに、精神科のことばかりやりたくないですからね。
ハッピーエンドは好きですし、単純明快な少年ジャンプが好きですからよくわかります。
少年ジャンプの中に精神科的な話はないですし、あっても打ち切りになるので、よくわかります。
そういうことで偏見のようになってしまっているのかな、と思います。

右下の人たちも傷つくことを避けるので、内にこもってしまうような感じ、リア充の領域へ行こうとするよりは内にこもろうとして行けないのかな、と考えました。
そういう意味でエンタメ的な要素も重要なのかなと思います。

雑談回というのも、文学・映画ファンを振り向かせるためにはやった方が良いんだな、ただ精神科にすごく興味のある人にとっては、こういう雑談的なテーマはつまらなかったりするので、どっちが良いのかというのはやりながら考えるという感じです。
データを見ながら考えようと思っています。

今回は、性格分類をしてみた、という動画の第二弾を撮りました。

第一弾のコメントを見ていると、岡田斗司夫さんのマネでしょ、と書かれてしまって、確かにその通りで、あの動画を見ていて自分でもやってみたいと思って前回動画を撮りました。
あれはあれで良いなと思うのですが、今回もう一度動画を撮ったのは、チャート図の発想をみなさんに身につけていただきたいからなんです。

こういう風に考えると、仮説だし、根拠もないのですが、でも何かを考えたり理解するときに役立ったりするので、良いかなと思います。
間違っていたら修正していけば良いわけですから。
何度も何度もチャートを作り直せば良いんだと思います。
こういう形も色々な物事の理解に役立つと思うので、参考にしていただければなと思います。


2022.2.13

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