本日は「主観2.0を自分でやってみた」という動画を撮ります。
前々回に主観2.0ってこういうものだよということを解説したと思います。
無料のワークブックを皆さんにもお渡ししたと思います。
実際どういう風にやるのかを書いてみたので、一緒に見てください。
益田の悩み
できるだけリアルなものがいいなと思ったので、僕自身の悩みを主観2.0に落とし込んでみました。
益田ってバカっぽく見える、とよく言われますけど、日々悩んでいるんですよ、僕だって。
悩んでるんですけど、でも皆さんに比べたら、軽いもんです。
人生の悩みというようなものを悩んでいなくて、YouTubeのことや自助会のことを悩んでます、今は。
YouTubeが再生回数が頭打ちになっているし、むしろ下がってるんです、僕のYouTube。
何かもうオワコンっぽい感じなのかなと思って、結構焦ってるんです。
そうなると自助会はやっていけるのかな、自助会も運営メンバーに給料を払ってやってもらってますから、彼らが安心して働けないとダメですよね、5年、10年、できれば安心して働いてもらいたいし、そこを利用してくれている人たちもやっぱり良くなっていきたいだろうし、すぐ終わってもらったら困ると思うんです。
5年、10年続くサービスをやってほしいと思っていると思うので、ちゃんとやらないと、と思っているんです。
ただ僕は学位もなければ、医局に属しているわけでもないし、自助会の治療効果を論文発表しているわけでもないし、エビデンスもないわけです。
経営的にも厳しいかもしれないし、学会や他の精神科医からヤバいんじゃないか、と言われかねないんです。
これはあくまで治療の場じゃないですよ、医療じゃないですよ、と僕は言ってますし、そういう体でやっています。規約も厳しくしています。
重症の人は悪化する可能性もありますし、今実験段階で作ってるからということをもう何度も言っています。規約も弁護士さんを入れてしっかり作っています。
でもやはり何か心配なんです。
本当に何か起きるんじゃないか、問題が起きるんじゃないか。
一方で、YouTubeだって上手く行ってないし「あー!」となっているんです。
そんなになってないですけど。
でも現実にはYouTubeはそんなに落ちてないし、ほぼ維持です。
ただ自分はすごく焦ってるというのが、やはりみんなから見えてわかるようですし、患者さんたちや見てくれてる人たちもそう思っているようです。
最近、お金の話が増えたと思いませんか?
ビジネスっぽい話が多いんです。
ビジネスの勉強や組織運営、ビジネス的なものをよく読んでいるので、そういう話が増えているし、そもそもウチのクリニックに来てる患者さんにビジネスマンが多いというのもあるんですが、それにしても多いなと。
こんなに心配する必要はないだろうし、働いてくれている運営メンバーの人も別にそんな期待してないと思うんです。
別に益田のところがダメだったら他でも働けるわって、自力がある人ですから、別にそんなに心配する必要ないんですけど、でもやっぱり心配です。
結果、現実と脳内のズレに対して焦って雑になっているのかもしれないな、と思います。
あと、自分の気持ちをオープンに喋りすぎている。
今回のこれもそうです。
オープンに喋りすぎているし、僕の不安が皆さんに伝わって、悪い効果を生んでいると思っているんです。
でも透明性がある方が却っていいと思っているので、こういう風に喋ってます。
実際、記憶ですね、僕自身自衛隊で上手く行かなかったという経験があります。
組織を上手く活用できなかった、組織にずっといられなかったというのはあるし、そんな僕が自助会をやっていいのかという不安もある。
新しいことに対して医療の世界はすごく否定的なんです。
そういう中で僕が目立っていいのか、YouTubeでさえ怪しいことをやってるみたいな感じで目立っているのに、更にもう一歩何かやってたら怪しいじゃないですか。
すごい嫌なんです。
嫌って言っちゃアレなんですけど。
でも患者さんたちがオンラインのコミュニティを求めてるし、僕がリアルな場で患者会をやっていたことが治療効果があるし良かったことも分かっている。
今利用してくれてる人も良いとわかっているし、誰がやるかといったら僕がやるしかないと思っているんです。
日本で何だかんだ言ってYouTubeで一番取っているし、樺沢先生の方が再生数を取ってますけど、でも僕もかなり取っているし、トップです。
そして患者さんがコメント欄でもディスカッションしている、コミュニティが出来つつある中で、じゃあ誰が動くのかといったら、僕がやらないといけないんじゃないかなと思っているわけです。
海外では結構そういうものが色々出来つつあるので、日本でもやらなきゃなと思ってやってるんです。
そういうことですけど、「でも何かなー」と思って、過去の失敗体験がすごく甦るんです。
僕は発達傾向、AS/ADH傾向がありますから、そういうのが記憶の中に入って、より焦りが出てくるんです。
自助会メンバーのこと、責任やトラブルなどどうなんだろうということで、よりAS/ADH傾向を高めている。
AS/ADH傾向というのはオープン過ぎたりするんです。
不安障害の人たちはできるだけ生々しい言葉を使わない、直接的な言葉を使わない、オブラートに包んだ喋り方を好む、結果的に何喋ってるかよくわからないというのがある。
逆に発達障害の人、AS/ADH傾向がある人は生々しくてダイレクトな言葉を使う。鈍感なんです。
そういう言葉を使わないとしっくりこないから使っちゃう。
こういう特性があったりしますけど、僕の場合はAS/ADH傾向なのでオープンすぎちゃっているということが起きているのかなと思います。
これが今の僕の状況でしょう、ということです。
主観2.0
主観2.0としてはどうやっていくべきなのかというと、恐らくお金の話が増えた、僕の焦ってる感じというのはコメント欄を通じて色々もらっていますし、時々誹謗中傷のコメントをもらいますけど、これは「失敗体験」としてやはり僕の中に深く入って、より焦りを生んでいるなと思います。
そもそも何をもって成功なのか、というところの定義付けを上手くしてないなと思うんです。
やんなきゃやんなきゃ、と焦ってはいるんだけど、じゃあいつまでにやろう、いつまでにここまでできたらOKだよねという成功のライン、ここまでにしておこうというラインが決まってないなと思いました。
やるべきことは、事業計画を作る、コンサル的な人とか壁打ちをちゃんとやる。AIも壁打ちになるので、そういうのを使って計画や頭の中を整理していく必要があるな、と思っています。
真似できるものは真似したりもしようと思ってますけど、こんな感じですね。
今の現実はどうかということです。
維持できているわけだから、このままの様子をとにかく繋ぐということなのかな、と思ってます。
焦ることはやめて、お金の話はあんまりしない、と。
そうだね。
そうすればそれがベストの現実であり、そこに脳内を近付けていけばいいので、あとはそこまで決まればいいんじゃないかなと思います。
とにかく今は目の前のできること、これをしっかりやる、脳内の悩みは消して、事業計画を考えるということなのかな、という風に思います。
特性の部分は治しようがないし、記憶や失敗体験もありますが、できるだけ思い出さない、そういうことかなと思います。
特に何が成功か、という定義が重要です。
こんな感じです。
今回は僕の悩みを通じて主観2.0を実践してみましたが、とにかく書いてみる、何でもいいからとりあえず書いてみます。
それで今こんなこと考えていて、現実はこうなんだ、今こういう行動をとっていて、悪い循環を生んでいるから、じゃあ逆にこういう行動を取ってみよう、という風に提案してみるということです。
また1週間後などに、もう1回書き直してみて、今こういうのが良くないな、など考えてみるといいと思います。
実際には「主観2.0」をやろうと思うと結構難しいと思います。
これもきれいな感じで書いていないです。
脳内と現実のこととかグチャっとしているし、書くのは結構慣れが必要だったりすると思いますけど、自由に自分なりに使ってもらえればいいなと思っていますのでご利用ください。
主観2.0がよく分からないよ、という人は概要欄に前回の動画も貼っておきますのでまた見てください。
前向きになる考え方
2022.11.22