・ADHDの診断基準を教えてください
これはDSM5という診断基準をまとめたものです。
あくまで目安であり、これらがすなわち診断とはなりません。
◆不注意に関する質問 子供は6/9以上、高校生以上は5/9以上であれば不注意が認められる
「作業が雑だと言われたことはありませんか?」
「授業中に別のことを考えていたり、歩き回ったりしていませんか」
「話を聞いていないだろ、と注意されたことはありませんか」
「作業をしていて、別のことをはじめたりしませんか?」
「時間管理や締め切りを守れない、整理が苦手などありませんか?」
「レポートや作文などの課題は苦手ですか?」
「携帯や財布をよくなくしますか?」
「集中することが苦手で、すぐに気が散ったりしてしまいませんか?」
「約束を忘れてしまうことはよくありませんか?」
◆衝動性、多動性 子供は6/9以上、高校生以上は5/9以上であれば不注意が認められる
「よく体を動かしてしまいますか?」
「椅子に座っていられませんか?」
「走り回ったり、登ったりするのは好きですか? またどこでもしてしまいますか?」
「静かに遊ぶのは苦手ですか」
「あなたといると落ち着かない、と言われますか?」
「おしゃべりですか?」
「会話をさえぎってしまうことは多いですか?」
「並ぶのが苦手ですか?」
「相手の動きを先読みして、行動してしまいますか?」
【参考】
DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル(原著:American Psychiatric Association 日本語版用語監修:日本精神神経学会)(医学書院)