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薬を飲んでいて運転していいの?について、精神科医目線で解説します

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00:00 今日のテーマ
01:40 病気と運転の関係
03:20 薬の注意事項(添付文書)
04:39 道路交通法(2013〜)
04:59 医師からは…

※※※運転するかどうかは主治医とよくご相談ください※※※

精神疾患と車の運転についてはいろいろな見解がありますので、この動画はあくまで僕の個人的な理解であり、患者さんにどう伝えているかということをお話しします。

そもそも事故のうち精神疾患が絡むものは全体の4.0%と少なめで、他の病気(認知症、てんかん、心臓関係の病気等)が原因で起こる事故の方が多いです。

道路交通法では、免許取得・更新の際に精神疾患の薬を飲んでいることや通院中であることを申告する義務があります。

医師からの意見としては、急性期は判断力が落ちているのでもちろんダメですが、落ち着いていて再発予防の段階でもベンゾ系(睡眠薬、抗不安薬)は減薬・終了した方が良いのではないかと思います。
住んでいる地域によっては車がないと困る、仕事で運転する必要があるなどの問題もありますが、運転するからには睡眠薬は減らしていくということになると思います。

地域の「安全運転相談窓口」でも相談できます。

参考図書:森本英樹/向井蘭・著「ケースでわかる実践型 職場のメンタルヘルス対応マニュアル」(中央経済社)

参考:学会ガイドライン https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/20140625_guldeline.pdf

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2020.10.17

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