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「睡眠」前に医師がやらないこと3選

00:58 アルコール、ニコチン、カフェイン
02:35 お酒をやめることで手に入るもの
04:39 睡眠の質を上げるために

今日は「睡眠前に医師がやらないこと3選」というテーマでお話しします。

睡眠に問題を抱えている人はかなり多く、5人に1人は悩んでいると言われています。
この動画を見ると、寝る前の正しい行動が分かります。

アルコール、ニコチン、カフェイン

「アルコール」「ニコチン」「カフェイン」、この3つを摂取しないことが大事です。

<アルコール>

このチャンネルでは何度も言っていますか、アルコールは合法ドラッグです。
楽しむ分には悪くはないですが、あまり良いものではありません。

・過食:塩分、脂質
お酒を飲むことで過食してしまいます。抑制が取れて本能に従ってしまうのです。
そのような時に食べたいものは、しょっぱくて脂っこいものです。そうすると結果的に高脂血症や生活習慣病になってしまいます。

・睡眠の質悪化
アルコールはレム睡眠を伸ばすので、睡眠が浅くなってしまいます。
そのためしっかり休めなくなってしまうので、これも良くありません。

・肝臓→心血管、ガン
肝機能障害が起きやすくなりますし、心臓の問題、高血圧の問題、弁の問題も出てきます。
がんのリスクも上げます。

お酒は百害あって一理なしです。

・認知症リスク
認知症のリスクも上がります。

<お酒をやめることで手に入るもの>

お酒がなくなると楽しみが奪われるじゃないかと思うかもしれませんが、そうではありません。

体力:体力がつき、若返ります。
気分:お酒はダウナー系のドラッグなので鬱っぽくなります。酔っ払ってる時は抑制が取れて楽しくなりますが、お酒が抜けた後は何かどんよりした気持ちになってしまいます。
お金:お酒は高いですから、お酒を飲まなくなればお金も増えます。
時間:お酒を飲んでいる時間は結構長いですから、時間も増えます。

「お酒を飲むから体が休まるんだ」という人もいます。
酔っ払っている時間を仕事にあてていたら確かに疲れます。ですが、酔っ払っていた時間を椅子に座って家族と過ごすなどのんびり過ごせば、お酒を飲んでいる時よりもはるかに休息は取れます。
ですから、できればお酒をやめることを検討してください。

僕も何よりもお酒が好きで以前は毎日飲んでいましたが、今はやめています。
2020年6月5日からやめ始めましたが、辛くて100日ごとに動画を撮ったりしていました。1年以上経った今はそれほど無理せずやめられています。
最初は本当に辛くてお酒の事ばかり考えてしまいましたが、1日1日を耐えていたら3ヶ月位でだいぶ楽になったかなと思います。

睡眠の質を上げるために

睡眠の質を上げるために取れる行動は、大きく分けて3つあります

・睡眠制御療法
これは「眠くならないとベッドに行ってはいけない」というやり方です。
日中にダラダラと昼寝をしないようにします。昼寝をするにしても15分程度にします。

本当に寝れない場合は、何時から何時までと決めて目を閉じて横になっているだけでも、睡眠と同じような回復効果が得られます。

・認知療法、心理教育
睡眠に対する誤った理解をしている方が多くいます。
基本的なルール、睡眠とはこういうものというのを学習していただけると良いかと思います。
どこに歪みがあるかというのは人それぞれ違います。

・規則正しい生活
寝れないから朝までゲームをしようなどとしていると、寝られる日と寝られない日がぐちゃぐちゃになってしまうので、毎日規則正しく生活するのが良いです。
寝られない日があったとしても、夜はきちんと床についてスマホをいじらない。目を閉じている。
寝られる日があったとしても夕方から寝ない。23時や24時などいつもと同じ時間まで起きていることが重要です。

今回は「睡眠前に医師がやらないこと3選」をテーマにお話ししました。


2021.9.21

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