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エゴグラムを解説します。自分を知ろう

01:22 性格を分類する
02:30 キャラクター
03:32 どのキャラクターが強いか

今日は「エゴグラム(TEG-3)」について解説します。

TEG-3とは、「東大式エゴグラムVer.3」という心理検査です。

まだエゴグラムを受けたことがない人は、一度この動画をストップして無料で受けられるエゴグラムを検索してやってみた方が、ネタバレにならず、良いかもしれません。
ちなみに当院でも、エゴグラム受けられます!

性格を分類する

エゴグラムは、エリック・バーン(1910~1970)の交流分析の理論をもとにその弟子が考案しました。
心には複数の人格があるとされ、その中のどのキャラクターが一番強いかで性格を分類します。

ピクサーの「インサイド・ヘッド」という、頭の中に何人かの人格がいて話し合いの中で次にどのような行動を取るかを決める、といった映画がありました。そのようなイメージです。

5つのキャラクター

エゴグラムでは以下のキャラクターに分かれます。

・CP(CriticalParent)
批判的、厳しい父親のイメージ。
規則や社会のルールに厳格で、曲がったことが大嫌いです。

・NP(NurturingParent)
優しい母親のイメージ。
情緒的な理解があり、相手をいたわるようなキャラクターです。

・A(Adult)
合理的な考え方をする人格。

・FC(FreeChild)
自由奔放に動き回る子供のイメージ。

・AC(AdaptedChild)
従順な子供、親の言うことを聞く、規則に従う子供のイメージ。

どのキャラクターが強いか

これらの中でどのキャラクターが強いかで性格が分かります。

例:CPとACが強く他の3つが弱い場合
規則に厳しくて、上の人には従わなければいけないと思い込んでいる。
自分自身の合理的な判断、自我(A)の部分が弱いので、自信がない。

エゴグラムは、自己理解のためでもありますが他者理解のためでもあります。
たとえば上記のような人の場合、上司が普通の人であってもキリッとした怖い人に見えてしまいます。

CPが高いと、他人に厳しく、目の前にいる相手も厳しい人だと感じてしまいます。

NPが高いと、優しすぎることがあります。
相手に対して優しすぎてしまうので、騙されてしまったり、相手のために尽くさなければいけないと思い、奉仕しすぎてしまうことがあります。

Aが強いと、自分で考えるのですが、情緒的な理解が弱いところがあります。
合理的に何でも判断してしまうという感じです。

FCが強いと、自由にやりすぎて規則を守りません。

ACが強いと、言うことを聞いていわゆる「いい子ちゃん」になってしまい、損をしてしまいます。我を通さないので損な役回りをしてしまうことがあるのです。

後はこれらの組み合わせです。

NPとACが高い人、このような患者さんは多いです。
優しくて言うことを聞いてしまう、ついつい尽くしてしまいます。そうすると悪い男に騙されてしまったり、借金の肩代わりをしてしまうといったことが起きたりします。

グラフの形で理解をするのも大事ですが、どちらかというと5人のキャラクターを頭の中に思い浮かべ、彼らがどのような会話をするか、最後に意見を通すのは誰なのかを見ることで、その人の性格や人となり、世界の見え方が分かります。

「頭の中に5人のキャラクターがいて、話し合って自分の意見を言っている」という世界観をイメージしやすい人もいるのですが、そうではない人もいるのでそのような人にはわかりにくい検査なのかもしれません。
インサイド・ヘッドのような映画や、自分の頭の中でのごっこ遊びが好きな人には理解しやすいのではないかと思います。

ネット上にもありますし、当院でも通院中の患者さん向けに行っています(保険点数80点、3割負担で240円)。
よかったらやってみてください。


2021.10.7

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