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部下が社長に気を使うように社長も部下に気を遣っている

00:46 社長の3つのタイプ
01:52 手の平返し
03:46 人間の能力差はあまりない

今日は「部下と話すのが楽しい社長はいるのか?」というテーマでお話しします。

社長は部下と喋るときに楽しそうにしているかもしれませんが、楽しくありません。
気を遣ってくれるから楽しく喋っているのだろうなと思うと思いますが、実際はそんなことはありません。

気を遣っているので、普通は楽しくないものです。

社長の3つのタイプ

もちろん、楽しいと思っている人はいます。

上の立場や親分でいられることが楽しい、自慢話ができる、何も考えていない、という人もいるとは思います。
このような人はダメな社長というか、あまりイケてない感じです。

オーナー社長であれば、苦労してきた分、部下をおだてるのはタダですし人を雇うのは今はすごくお金が掛かりますから、気を遣っていると思います。

サラリーマン社長も同じで、給料分は部下をおだてるのは普通のことです。

巷にはリーダーシップの本がいろいろあります。
上司になった時にどうすれば良いのか、社長になった時にどうすれば良いのか。
どの本も書いてあることは大体同じで「気を遣う」ということです。部下に気を遣う、協力してもらうというのが当たり前のようにどの本にも書かれています。

手の平返し

社長が仕事に対してやる気がなくなったり、サラリーマン社長の場合に定年が近くなったら「手の平返し」は普通です。

また、その部下が会社を辞めるなど自分の利益や立場と関係がなくなったら、手の平を返すのは普通です。経験したことのない人は驚くかもしれませんが、経験したことのある人にとっては当たり前の事実です。

僕も何度もそんな目に遭いました。
すごく良くしてくれるなと思った人が、案外こんな感じだったんだというようなことです。僕も独立するとか自衛隊を辞めるとなったときに、尊敬していた上の人たちが手の平を返すところを見ました。

それに対して一度は腹を立てましたが、考え直してみるとそのようなことは普通ですし、それくらいのことで怒ることではありません。今まで尊敬していたものを「裏切られた」と怒るものでもありません。
その人に対する尊敬の気持ちを変えるものでもないと思い直しました。

結局同じ人間なので、一緒なのです。
もちろん、先生や上司であれば自分より優れたところはたくさんありますし、経験値も知識も能力も高かったりしますが、同じ人間ですからどんな人にも気を遣い続けられません。エネルギーは有限です。

そのように捉えるのは、ストレスを減らす上でも重要かなと思います。

人間の能力差はあまりない

やはりすごい英雄や天才はいません。

もしかしているのかもしれませんが、僕は会ったことはないです。
理IIIの人やすごい社長、スポーツ選手など会ったことも喋ったこともありますが、すごいですが普通です。

人の能力は差があると言っても、体感では0.8~1.2倍くらいなのではないかと思います。
もちろん、障害や病気のある人はこの範疇には入らないかもしれませんが、多くの働いている社会人の能力差はこれくらいしかないと思います。

それなのに、給料差があります。
給料差があるのが変なのですが、給料差、身分、階級など、人間はそのような構造を作っています。人間社会を維持するためにそのようなものがあるようです。

そのようなフィクションに騙され過ぎてはいけません。
給料差があるから英雄なのではないか、自分の給料の10倍だったら自分より10倍優れているのではないかと思いがちです。
10倍優れている人ならば僕にも気を遣えるだろう、10倍優れている人から手の平を返されたから自分は無価値なんだなどと考える必要はありません。
皆同じなので、「そんなもんだ」と思いながら腹を立てずにやるのが良いと思います。

それならば給料の差や階級があるのはおかしいと思いますが、そのようになっています。僕は社会を変える社会活動家ではないのでそこをいろいろ考えたりしませんが、世の中はこのようにできています。

そういうものだと思って腹を立てなければ、別のことにエネルギーを使えるので良いのではないかと思います。

今日は「部下と話すのが楽しい社長はいるのか?」というテーマでお話ししました。


2021.12.13

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