今日は「欠点ある自分を愛すると困る人達」というテーマでお話しします。
世の中には欠点を愛されたら困る人達がいるんです。
大衆をコントロールするためには「欠点ある自分」を愛してもらっては困るのです。
コンテンツ
不安を押し付ける
「君たちは不安だよね? 不安だよね?」という風に不安を押し付ける。
「君たちはこれが足りてないんだよ」と押し付けることでしか大衆を支配できなかったりする。
どんな企業でもそうだし、どんな会社の社長でもそうだし、政治家だってそうなんですけれども「君たちはこれがないんだよ」と常に追い立てることで大衆を支配したりします。
そういうものなんです。
「あなたはこれを信じないと地獄に落ちますよ。だから私の教会に入ってください」とか。
「お金がないと困りますよ」「これを持ってないとみんなにバカにされちゃうよ」とかそういうことを言うんです。
強くないと困るんですよ。
政治家は怪しいから、このニュースを読んで政治家を監視できるようにならなきゃいけないんですよ。
お金がないと困るんですよ。
モテないですよ。
幸せになれないですよ。
車がないと困りますよ。
最終的には売るものがなくなって、最近は「環境問題は危険ですよ」と言うようになったわけです。
「環境の問題を考えないと、人類は死んでしまいますよ。だから環境問題に取り組みましょう」と言ったりするんです。
そして、環境に悪い太陽電池を売ってたりするというような謎の現象も起きたりするんですが、そういう形で経済を動かそうとしているんです。
○○を持っていると羨ましいでしょ?
きれいじゃないとダメでしょ?
といろいろ追い立てるし、平凡であることを否定するようなメディアというのがあります。
価値なんかない
でも冷静に考えてみると、価値なんかないんです。
ほとんど全てのものには価値がない。それは哲学的にはわかっているんです。
ほとんど価値がないんだけれども、無理やり価値があるように見せられているというのが僕らです。
支配されている。
子どものときは何でもかんでも欲しい、欲しいと言いますよ。
でも大人になると、その延長で子どものときに欲しかったから今でも欲しいのかなと思いますが、冷静に考えると「アレ? そんな欲しくないぞ」みたいなのもたくさんあるんです。
商売やマスコミなどに煽られているだけなんだろうな、というのは、薄々大人になると気づいていきます。
欠点ある自分を愛されると困る
結局、欠点ある自分を愛されると困るわけです。
商品が売れなくなるし、政治家も票を入れてくれなくなっちゃいますから。
あなたたちはこんな不安がありますよね?
こんな困り事がありますよね?
お金が欲しいんですよね?
と言うことでコントロールをしているので、そもそもみんなが、
「いや、お金なんか要りませんよ」
「高いもの食べなくてもいいですよ」
みたいな感じで本当に放棄したら、世の中の秩序は成り立たなくなりますから、無理やり常識をつくって支配しようとしている。
秩序をつくるためには、そういうものが必要なんです。
仮想の敵だったり、不安だったりが必要になります。
常識=超自我を無理やり作る
この常識や、いわゆる超自我というのを作るんです。
超自我というのは世間の教え、親の教えだったり、自分のこうあらねばならない、というものです。心の中の仕組みです。
この超自我を無理やり作って支配しようとするんです。
支配することで、ようやく世の中の秩序を保てているというところがあります。
みんながアウトローで超自我を無視して「こんなの意味ないじゃないか」ということに気づいて動くと、やはり世の中は上手くまとまりません。
ただ、日本人ほど超自我を意識しなくても、ある種、例えが悪いですけど、南米とか東南アジアだってそれなりにみんな楽しく生きてるし、秩序は保たれてますから、あまり何でもかんでもきっちりしなくてもよかったりするというのがあります。
多くの人は「ほどほどでいいよね」ということに気づいています。
ただ、患者さんになりやすい人というのは、この超自我に支配されている。欠点ある自分を愛されると困る人たちがいるという真実に気づいていなかったりします。
だから、やばいな、不安だ、という思いに駆られていますが、僕らはマスコミが言っていること、政治家が言っていることは半分無視してるわけです。
「また言ってるな」と思ってるんです。
だけれども真面目すぎる人というのはそう思えないので「やっぱり自分はダメなんじゃないか?」と思っているようです。
別に開き直って生きちゃえばいいのにな、と思います。
そうすれば欠点ある自分だってかわいいんじゃないかとか思えるんですが、何かそういう風に煽られて、真実が見えないということがあるようです。
ということで、今回は欠点ある自分を愛すると困る人たちというテーマでお話しました。
前向きになる考え方
2022.10.30