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相談相手に選ぶべきポイント3つ解説します

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00:00 相談相手に選ぶべき人
03:42 清濁・葛藤を抱えられる人
06:09 視点が高く、複数の視点から物を考えられる
07:57 経験値が高い
12:29 最後に

今日は「相談相手に選ぶべき人」をテーマに語ってみようと思います。精神科の患者さんは、相談すべき相手を間違えて話をややこしくしてしまい、余計に傷ついたり話を聞いてくれないんだと思ったりしてしまうことがあります。そこで一度僕が思う「正解」を提示してみようと思います。

相談相手に選ぶべき人

どういう人を相談相手に選ぶべきか、端的に言うと「成熟した人間」です。誰でも良いというわけではりません。
パソコンのことがわからなければパソコンに詳しい人に聞くように、人間について悩みがあるならば心についてよく知っている人、つまり成熟した人を相談相手に選ぶべきです。精神科医が成熟した人間かと言われると・・・ですが。(成熟はしていないかもしれないけどプロはプロです)

多少距離感は遠くても、無理を言って成熟した人に相談するようにします。
成熟した人間とはこのような人です。
・清濁・葛藤を抱えられる
・視点が高く、複数の視点から物を考えられる
・経験値が高い

清濁・葛藤を抱えられる人

清濁:良いことと悪いこと
葛藤:どちらが良いということではなく、両方を抱えられる

・間が自然
会話をしていても「間」が自然です。兄弟、親、友人、上司など、一緒にいるときの間が自然だとこの人は上手いなと思ったりします。
逆に良くないのは、間がなくてすぐダメ出しをしたり自分の意見を言ってしまう人です。また、「うーん…」と沈黙に支配されてしまい、悩みを言った方が悪いなと思ってしまう人も清濁を抱え込めないのかなと思います。

・答えが出ないことを知っている
精神科での悩みは答えが出ないことが多く、出たとしても正論ですでに知っていることが多かったりします。
答えなんかないということを知っている人です。

視点が高く、複数の視点から物を考えられる

色々な視点でものが見られて、かつメタ視点(上の方)から見られる人です。ベタですが、相手の立場に立てる人です。

患者さんが1を言うと100のことが無意識的に思い浮かぶのですが、相手にわかる0.5〜3くらいにして返してあげます。これくらいにして返すと相手の気づきになって癒しの効果が生まれます。

相手の立場になって、相手の求めていること、すべきこと、相手に伝わる言葉・共感などの駆け引きができる、面白いとかではなく滋味深い会話ができるということです。

経験値が高い

精神科に通う患者さんではこれは特に大事だと思います。

x同世代
同世代の人に相談するのも大事な作業ですが、なかなかうまくいかないことが多いです。

x異性
異性など、パートナーとなり得る人を相談相手に選ぶのも難しいです。悩みを相談していくうちに負い目を感じ、相手に何かを捧げなくてはならなくなってしまいます。そうすると性的なものを捧げなければいけないパターンになったり、だんだん好きになったりしてしまうことがあります。
一見、性欲がなさそうなおじさんでも、そのおじさんに性欲があり恋人のように振る舞われるとすごく傷つきます。父親転移しているところに恋愛感情を向けられるとすごく傷つくし、相談出来なくなってしまいます。プロではありませんから。そうなってしまうのも仕方ないかなとは思いますが、僕なんかはやはりフェアかないなと思います。

xヒマで親身な人
このような人もトラブルの元になりやすいです。助けてくれるのは有難いけれど、経験値が足りなかったりします。患者さんが持っている複雑な生い立ちや葛藤など、悩んできた量が違います。そこにポカンとした人が来ても頼りにならないどころか振り回されたり、それどころか逆ギレされたりします。普通の人が助けにならないとは言いませんが、相手に依存しすぎず適度な距離を保って相談することが大事です。相談される側もそれを理解しておくことが重要だと思います。

○リーダー、支援者など
リーダー職についている人はそれなりに頼られてきた経験があるでしょうから相談相手としては良いかなと思います。あとはプロ=支援者です。利害関係が絡まないのですし、お金の分は働いてくれます。傷つけるつもりも元々ありません。

最後に

成熟した人も忙しかったり限界があったりしますのですべて依存して助けてもらうわけではないのですが、相談できるとすごく安心できますし、治っていきます。身近でそのような人を探して小出しに相談していくと、相手の成熟を取り込んで自分も成長していくことができるので良いと思います。

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2021.1.21

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