今日は「限界が来ている時のサイン」を解説します。
「うつ状態」になっているときの症状を、具体的にわかりやすく説明できればと思います。
「うつ状態」になったときはどのような感じなのか、自分の限界が来たときにどのようになっているのかと言うと、なかなか自分自身では分かりません。
周りから言われないとわからないのですが、比較的自分でも感じやすいところ、確認しやすいことを解説してみようと思います。
限界が来ている時
・現実味がない、死?
1つ目は現実感がないということです。
生活していても、何か地に足がついていないような感じ、夢の中にいるような感じがあります。
現実感がないからこそ、「死んでしまっても良いのではないか」「生きていてもつまらないな」「生きていても仕方ないな」と思ってしまいます。
でも大丈夫です。休んだら現実感を取り戻していきますし、見えているものが変わってきます。
・楽しいことが減る
今まで楽しいと思っていたことが楽しくなくなる、欲しいなと思っていたものが欲しくなくなる、このようになった時は限界が来ているサインです。
・食欲がない
食欲がない、食べたいものが見つからない。
・眠れない
眠れないし、寝ても寝たりません。
逆に寝過ぎてしまうこともあります。
・不安や焦り
常に落ち着かなくて焦っている感じがあります。
・自己肯定感の低下
自分には価値がない、自分には何もできないのではないかと思っています。
でも実際は、優秀ではないかもしれないけれどそんなにダメでもないわけです。この辺のバランス感覚を欠いていることがあります。
・思考力・集中力低下
思考力・集中力が低下しているのも限界が来ている時のサインです。
その他のサイン
もう少しわかりやすく言うとこちらになります。
・周りから嫌われている
「自分は周りから嫌われている」と思い始めたら、限界が来ている時のサインです。
そもそも周りの皆から嫌われるということはあり得ません。
嫌われることもありますが、それでも1、2割の人にしか嫌われないので、全員から嫌われるということはまずあり得ません。
・未来がない
「もう日本という国は終わりだ」「うちの会社は倒産する」と思い始めていたら、限界が来ている時のサインです。
実際、未来がないということはあり得ないので未来はあります。
認知が歪んでいるという感じです。
・自律神経症状
頭痛、めまい、ひどい肩こり、お腹が張る、喉が詰まっている、といった症状が出ている時も限界が来ているサインなので、きちんと休んだ方が良いです。
パニック発作が出る時もあります。
・涙が出る
自然に涙が出てくる時も限界が来ている時のサインです。
ふと涙が出てくるというのも調子が悪い時のサインです。
・人に相談しても無駄だと思ってしまう
そこそこ調子が悪いくらいの時は人に言います。愚痴を言ったりするのですが、本当に限界が来ている時は人に相談をしなくなります。
相談しても無駄だという間違った信念にとらわれているためです。
・話さなくなる
話す気力がなかったりもするが、とにかく言葉数が減り、困ったことを話さなくなります。
仕事に必要な最低限のことしか話さなくなったら、これは限界が来ているサインです。
今回は限界が来ているときのサインをざっと話してみました。
これらの症状があった場合は、休むことや精神科を受診することをご検討ください。