自分が好きで他人を利用する? 自己愛性パーソナリティ障害
今日は「自己愛性パーソナリティ障害」について解説します。 自己愛性パーソナリティ障害とは、簡単に言うと「自分のことが好きで、その結果、他人に迷惑をかけている人」ということになります。 本人は困っていないことが多く、周りの人の方が困っていることが多いです。 今回は、どのような診断や治療をするのかについて簡単にお話ししたい…
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東西線「早稲田駅」徒歩1分。夜間・土曜も診療。心療内科・精神科。自立支援対応
今日は「自己愛性パーソナリティ障害」について解説します。 自己愛性パーソナリティ障害とは、簡単に言うと「自分のことが好きで、その結果、他人に迷惑をかけている人」ということになります。 本人は困っていないことが多く、周りの人の方が困っていることが多いです。 今回は、どのような診断や治療をするのかについて簡単にお話ししたい…
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今日は「境界性パーソナリティ障害の対人関係」というテーマでお話しします。 境界性パーソナリティ障害の方は対人関係が苦手というか、すごく不安定な対人関係になりやすいです。それはどうしてか、その背景にはどういう特性があるのか、そして治療法までお話しします。 境界性パーソナリティー障害の対人関係 彼らはどういう人間関係になり…
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今日は「回避性パーソナリティ障害」について、診断と治療法を解説します。 回避性パーソナリティ障害 回避性パーソナリティ障害とは 「他人から嫌われるのではないか」 「自分はみっともない、恥ずかしい思いをしてしまうのではないか」 という恐怖にとらわれる疾患です。 具体的に言うとこのようなことがあります。 ・対人接触のある…
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今日は「C群のパーソナリティ症」について解説します。 パーソナリティ症(P.D.)とはいわゆる「人格障害」で、今は「パーソナリティ症」と呼ばれるようになりました。 パーソナリティ症はA群~C群に分類されます。 P.D.はPersonality Disorderの略です。 A群 ・妄想性P.D. ・シゾイドP.D. ・統…
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今日は「B群のパーソナリティ症」を紹介します。 パーソナリティ症は昔で言う「人格障害」という疾患です。「人格障害」という言葉に偏見の要素があるので、「Personality Disorder(P.D.)」の訳語が「パーソナリティ症」と変わりました。 パーソナリティ症はA群・B群・C群の3つに分けられます。 A群は統合失…
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今日は「A群のパーソナリティ症」について解説します。 パーソナリティ症は昔で言う「人格障害」という病気です。これはA群~C群に分けられるのですが、今回はA群の解説をします。 B群は他人を攻撃する、他人を操作するタイプのパーソナリティ症で、反社会性パーソナリティ症、境界性パーソナリティ症、演技性パーソナリティ症、自己愛性…
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今日は「パーソナリティ症(旧:人格障害)」について解説します。 昔は「人格障害」と言われていましたが、人格に問題があると言ってしまうのは倫理的に問題があるのではないかということで、「パーソナリティ症」と呼び名が変わりました。 パーソナリティ症の概念はとても広いので、説明するのが難しいです。 なので、ざっくりと解説してい…
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今日は「困っている時ほど困っていないように見える人、大げさな人」について解説します。 Empathizing-Systemizingモデル(ESモデル)に基づいた、発達障害的な理解を共有できたらと思います。 Empathizing-Systemizingとは Empathizing-SystemizingはBaron …
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今日は「自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)」について解説してみようと思います。 診断基準 DSM-5から診断基準を取ってきました。下記の9つのうち、5つ以上当てはまると自己愛性パーソナリティ障害と診断されます。 1.誇大的感覚 自分は素晴らしい、すごい人間なのだという感覚です。 2.空想にとらわれている 理…
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よく皆さん「サイコパス」と言いますが、これは精神医学用語的にはないものです。よく使われている意味でのサイコパスは医学的に言うと「行為障害」や「素行障害」となります。説明を聞くと発達障害との関係性も見えてくるのではないかと思います。 ICD-10という診断基準によると、行為障害には「F91」というコードが付いています。 …
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