防衛機制② 神経症水準の反応:知性化、統制、合理化、解離、外在化、置き換え、反動形成、抑圧など
今日は防衛機制の第2弾、「神経症的防衛機制」について解説しようと思います。 防衛機制とは 復習になりますが、防衛機制とはこのようなものです。 ・ストレスがあった時の反応 ・無意識的なもの ・原始的(病的)なものから成熟したもの(理想的)まである ・精神分析の概念から広く一般化 成熟した防衛機制→神経症的防衛機制→未熟な…
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東西線「早稲田駅」徒歩1分。夜間・土曜も診療。心療内科・精神科。自立支援対応
今日は防衛機制の第2弾、「神経症的防衛機制」について解説しようと思います。 防衛機制とは 復習になりますが、防衛機制とはこのようなものです。 ・ストレスがあった時の反応 ・無意識的なもの ・原始的(病的)なものから成熟したもの(理想的)まである ・精神分析の概念から広く一般化 成熟した防衛機制→神経症的防衛機制→未熟な…
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今日は防衛機制の中でも「成熟した防衛機制」について解説したいと思います。 人生で起こる問題に対してどのように距離を取るのか、解決していくのかの答えが成熟した防衛機制です。人生において問題や悩みがなくなることはありません。悩み続けるのですが、うまいかわし方とそうでないものがあります。 防衛機制とは 防衛機制は精神分析…
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今日は「暴露療法」について解説してみようと思います。暴露療法は認知行動療法のスキル1つとも言えます。主にパニック障害や強迫性障害の方たちに対して使う治療法で、できるところから徐々に慣らしていくという行動療法です。 パニック障害の場合:電車に乗れない パニック障害の人は発作が起きてしまって電車に乗れないということが多いの…
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今日は「感情や衝動に飲みこまれない方法」について解説しようと思います。 なかなかできないですよね。冷静に考えたらこうすべきなのに衝動に駆られてしまう、飲んではいけないのにお酒を飲んでしまう、仕事をしなければいけないのにサボってゲームをしてしまうなど、人間は感情や衝動に飲み込まれてしまいます。 こたえ:ひと息ついて、冷静…
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今日は「統合失調症の症状」について解説しようと思います。 統合失調症では、病気が悪化して幻覚妄想が出て、後半に入ると陽性症状といって幻覚妄想よりもうつっぽさ、元気のなさが目立ちます。その時期を経て安定期に入りますが、それ以前から症状があると言われています。そこから解説しようと思います。 病前性格 統合失調症の人には「病…
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今日は前回、前々回と同じホワイトボードを使って「境界性人格障害の治療」について解説したいと思います。前々回が発達障害、前回がアルコール依存症、そして今回が境界性人格障害です。 これらの治療はもちろん違うところもありますが、似ているところもあります。治療の土台が整ってきたら、個別の課題対策を行い問題解決能力を身につけても…
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前回の発達障害の説明と同じホワイトボードを使って「依存症の治療」について解説してみようと思います。 僕のクリニックだと依存症の患者さんは5%未満です。1日の患者さんが40〜50人なので、1日に2、3人です。軽い方だけ診ているという感じですが、依存症治療についてどのようなことを考えているかを説明しようと思います。 アルコ…
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今日は「発達障害の全体的な治療の流れ」を解説してみようと思います。細かいところの動画はこれまでにも撮っていますので概要欄のリンクをご参照ください。 治療の経過を前期、中期、後期に分けてみました。それぞれの期間でやることは結構違います。皆さんが興味があるのはおそらく前期のことだと思います。前期のことで頭がいっぱいで、あま…
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今日は「精神科の治療プログラム」というテーマです。多職種連携をした入院中の理想的な精神科治療プログラムを外来に活かすにはどうしたら良いか、理想論として語ってみます。 どうして理想論と強調するかというとなかなかここまではできないからです。医師一人でやるには限界があるので、看護師、心理士、作業療法士などと連携して治療プログ…
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今日は「正しい医療情報とは何か、デマとは何か」について語ってみようと思います。 よく「正しい情報を伝えるために医師自らが情報発信している」と聞くことがあると思います。僕がYouTubeをやっている理由の1つでもあります。ですがその「間違い」が何なのかを聞くことはあまりないと思います。人の文句を言うようで言いたくないので…
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